書斎について

2009/06/18
[書斎] ブログ村キーワード

書斎


書斎とは書物を読んだり、物を書いたりする部屋のこと。
日本では古代(奈良、平安)末から上層階級の住宅の学問所。
あるいは中世の仏寺の付書院に始まるとある。
一方ヨーロッパでは15世紀の末、貴族の住居にその原型が
あると言う。つまり日本の方が歴史は古いと言うことになり
そうだ・・・。

住宅で書斎を要求される理由の第一はご主人が本を読んだり、
趣味の為であり、小さなスペースに机や本棚を置く構成が多い。
意外な理由として「こもりたい」、「一人きりになりたい」という
のがある。何も夫婦中が悪い訳では決してないのだが。同じ男
性として分る気はする。
では奥様が一人きりになりたい時はどうするのか。
ある奥様は家事室で良いと言われた。ある奥様はロフトが欲し
いですと仰った。やはり男女平等であるべきだが、スペースの
関係で大抵は書斎のみとなる場合が多い。

話がそれてしまった。私の場合書斎という文字からイメージす
るのは何故か夏目漱石の「我輩は猫である」や「心」の先生の書斎
である。思春期の頃に読んだ本の影響だろうか。

書斎を現代的にとらえなおすと、機能としては趣味的空間。少
し内省的に考えると自分を見つめる所となりそうだ。しかしや
はり書物は抜きにして考えられない気がするのだが。

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兵庫県神戸から設計事務所・建築家と家づくり/田崎設計室
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浴室について

2009/06/02
[浴室] ブログ村キーワード

自由設計の浴室


日本人の風呂好きは有名である。幸いなことにこの高温多湿な国は水には恵まれている。一方湿度が高い為、蒸れ易く必然的に風呂好きとなる。

古い話しだが、ユニットバスが出現する前は在来工法で造るしかなかった。石やタイルや木で。初期のユニットバスはいかにも味気が無く見劣りした為、高級住宅ではほとんど採用されなかった。普及はローコスト住宅から始まった。そして使ってみると意外なメリットが脚光をあびた。床、壁、天井とも全てパネルで作られているので目地が無い。つまり掃除が楽だ。これが主婦の評判を呼び、一気に国中に広まった。恐るべし日本の主婦!

住宅の打合せをしているといつも感じるのだが、概してご主人はロマンチストである。曰く趣味の為の書斎が欲しい。曰く庭を見ながら風呂に入りたい等々・・・対して奥様は早い話し、機能(性能)主義者である。デザインや見栄えより、掃除のし易さ、家事のし易さ第一。(家事労働の多くを奥様が担っている以上当然だろうが・・・私は奥様のお味方です・・・)

ここに目をつけたのがメーカーである。次々と付加機能が加えられていく。浴室乾燥機、冷めない浴槽、髪の毛の掃除が一発で…、イオン散布によるヌメリ防止、すぐ乾く床。更にはブローバスやTV付き、ミスト浴、浴室オーディオ等リラクゼーション機能も満載だ。
また素材も進化し、見栄えも随分ゴージャスになった。ユニットバス万歳!

しかしである。あえてしかしと言いたい。注文住宅は住み手の個性とその土地の特徴を活かして創るもの。庭が楽しめる浴室や空が見える浴室、あるいは自由な素材による個性的でアートな浴室があっても良いではないか?生活にこそロマンは必要ではないでしょうか。

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