日本建築の美(8)東寺
2012/01/11
金堂
東寺に初めて行きました。
あまりにも有名で、どちらかと言うと今まで避けていたのかも知れません。
では何が有名か。私が知っていたのは
まず、弘法大師ゆかりの寺であること。
次に塔が日本一大きい(高い)こと くらいです。
実際に行ってみて関心したのはやはり、国宝の塔です。デカイ!
四度焼失し、現在は5代目だそうです。徳川家光の寄進とか。
この塔、地震では一度も倒れていません。専門家によると東寺に限らず
日本の塔で地震で倒壊したのは一棟も無いとか。皆さん知っていましたか?
専門的になりますが、塔には実は通し柱は一本もありません。(真ん中の
心柱は通し柱とは言わない)また柱の位置が上層に行くにつれ少しづつ
内側にずれて行きます。その為、下の層と上の層とは地震時に水平力が
加わった時に逆方向に動く。つまり蛇がくねくねして前に進むように
塔全体がくねくね状態にとなり、地震のエネルギーを吸収してしまう、
所謂 免震(制震)構造なのです。
話を元に戻しましょう。次に関心したのは国宝の多さです。
建物も塔をはじめ金堂、太子堂が国宝です。また講堂内の仏像は21体の内
15体が国宝です。もしかして国宝の数も日本一かと思ったら、そうでは
ありませんでした。(多分興福寺が一番と思います。45あるそうです)
どちらにせよやはり、自分の目で見ることの大事さを痛感しました。
感動!
塔
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日本建築の美(7)旧来住家住宅
2011/12/13
週の始めに西脇市の旧来住(きし)家に行って来ました。
大正7年の竣工と言いますからそれほど古いわけではありません。
そのせいでしょうか。この床の間を見て少し違和感を感じませんか。
分かった人は相当の通ですね。普通は本床の横には脇床があり、本床
の直角方向に書院(この写真で細かい障子がはいった棚状の部分)
があるのですが、ここでは床正面に書院があります。
広間なので人が集まった時に書院がじゃまになるので
そうしたのかと思ったのですが、案内の人の説明では
そうではない。左手の庭を見せやすいようにそうしたとのこと。
つまり作者は庭の全体像を少しでも多く見せたかったのでしょう。
それにしても当時の発注者(来住家)は余程の資産家だったのでしょう。
床柱と床框は縞黒檀(離れの床の間)、天井は屋久杉、庭門の戸板はケヤキ玉
杢目一枚板、玄関の大戸は楠雲輪杢の一枚板等々。現在の価格にすれば・・・
計算出来ません。眼福にあずかりました。
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日本建築の美(6)−閑谷学校
2011/11/21
今年の紅葉は不作のような気がします。
暑さが続き、冷え込みが遅かったせいではないでしょうか。
備前は閑谷学校へ行って来ました。久しぶりでした。
ここは岡山藩の学校として1670年に創設されました。
講堂(国宝)は入母屋造り・錣(しころ)葺きの大屋根を
乗せています。しかも講堂以外にも聖廟、神社、校門等
全てが備前焼きの瓦で葺かれています。
そのせいでしょうか。古建築にしては何となく明るいイメージです。
ここは一対の楷(かい)の木の紅葉が有名です。
私もこの季節に訪れたのは初めてです。
完璧な紅葉ではありませんでしたが、来て良かったと思いました。
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日本建築の美(5)
2011/10/14
美しいものには、やはり原理があると思います。
何よりも構成と形
繰り返しによるリズム
絞り込まれた色彩
他にもあるのでしょうが、以上でも十分
語り尽くされているようです。
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日本建築の美(4)
2011/08/18
盆休みを利用して小さな旅をしました。
途中寄ったのが、鳥取県は八頭郡智頭町。
ここに石谷家住宅があります。
重要文化財です。
たくさんの座敷がありますが、今回注目したのが
この床の間。
床柱から持ち送りされたところに落とし掛けが
乗っかっています。
古建築は結構見ましたが、この意匠は初めてです。
何とモダンな。
そして落ち着いて見えることか。
本来キャンチレバーなので不安定感をかもすはずなのに。
デザインは不思議です。
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日本建築の美(3)
2010/12/24
祭日に奈良は今井町に行きました。今回で二度目の訪問です。
古い町並みや家並みがこれ程の規模で残っているのは全国でも
随一とのこと。実に美しく静かなところです。
違う時間が流れているよう。
ボランティアや地元の方達と初対面とは思えないほどに
話し込んでしまいました。なかには二度目の方もいて、私を
覚えてくれていました。・・・・・感動
一人旅はいいですね。
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日本建築の美(2)
2010/10/15
休暇を利用して京都は東福寺を訪れました。
初めての訪問です。
余り予備知識を持たず(つまり、勉強せず)行った
せいか、色々感動しました。
まず寺域の広さ。川をまたいだ大胆な土地利用。
三門や本堂等、各建築の豪壮さ。開山堂の建築
としてのユニークさと美しさ。しかし一番興味
深かったのは庭園でした。ここには多くの庭園が
ありますが、その内の二つの庭園を紹介します。
何と古くてモダンなことか。
禅宗としての思想もこれらの庭に影響していると
思うのですが、知識不足の為、説明できません。
それにしても美しく刺激的なお庭でした。
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日本建築の美
2009/12/23

季節の移ろいの中で見る日本建築は一際
美しいものがあります。
京都は伏見稲荷から宇治の平等院へ回りました。
檜皮葺きの屋根が落葉で金色に輝いていました。
一方平等院はかつての朱塗りの色は剥げ落ち
古さびてはいるものの、その完璧なプロポーション
には圧倒されます。
建築の美はやはりその均整によるようです。

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